「コレ、新しいパジャマですよね?」

「はい。可愛いでしょう?」

確かに、可愛い///

全体的にピンクと白が中心で、

レースとか、リボンとかが付いてる

ワンピースタイプ。

「あ、待ってください。体重、はかりになるんでしょう?」

「あ。そうだった。」

これですよ。と言われて

素直にその上に乗る。

もう1年くらい、はかってないなぁ。

ピピっと音がなって、でた表示は

“37.8”

・・・えーっ。

なんで、軽くなってんの?

「すごく軽いですね。細いわけです。」

メイドさんは、納得したように頷いていた。

「じゃ、コレ着るね。」

長袖のパジャマに、腕をとうす。

うんうん。

なかなか、似合うんじゃないの?

「どうかなぁ?」

「とってもよくお似合いですよっ!可愛いですっ♪」

「ありがとっ♪」

“可愛い”と褒められるのは

まぁ、嫌いじゃない。

あたしの小柄な身体に、よく合ってるような感じがするし。

「お部屋に戻りましょうか。」

「うん。」

メイドさんと、仲良く廊下を歩いて

自分の部屋を目指す。

いい人だから、すぐに仲良くなれたし

よかったなぁ。

今日はいい1日だ、と

心から思うのだった。