あたしの身体は、率直に言って“小柄タイプ”

だって、ちっこい背

〔聞いて驚け、高校1年で148センチだぃっ!〕

そして、それに見合った軽い体重

〔38キロだぃっ!〕

ちっちゃくて、羨ましいってよく友達に言われるけど・・・

あたし的には、もうちょっとメリハリが欲しい気がする。

「後で、体重はかってみますか?」

「いいですよ、別に。」

体重とか、気にしてないし。

「っと。はい、おしまいですよ。」

「ありがとうございました。」

「いえいえ、私の仕事ですから。」

ニコっと可愛い笑顔で微笑むメイドさん。

メイドさんも、充分可愛い気がする。

「タオル、お持ちしますね。」

「はーい。」

パタパタ、と走って一旦洗面まで戻り

おっきいバスタオルを抱えて戻ってくる。

「お待たせしましたっ。」

「ありがとー。」

メイドさんからタオルを受け取って、

身体に巻きつける。

「パジャマってどこにあるの?」

「洗面に用意してありますよ。」

流石っ。用意いいなぁ・・・。

ペタペタ裸足で洗面まで歩いて

パジャマを手にとった。

「あれっ?」

コレ、新しいやつっ?