その日の夜。

「琶炉ちゃん、ホント可愛いわねぇ♪」

「そ、そんなことないですよ。」

あたしは、悠のお姉さん

瑠実姉さんと、部屋で話していた。

「悠って、どう?結構強引?」

「思いっきり俺様です。」

「あははっ。そっかぁ・・・。」

瑠実姉さんは、笑うだけ笑ったあと

“襲われないように気をつけてね”

と、あたしの耳元で囁いた。

「っ///」

「んふふ。それとも、襲われたい?」

「そんなわけないでしょうっ//」

あたしは、顔を真っ赤にして

瑠実姉さんに反論する。


こうして、羽爾野森家には、

新しい住人が。

あたしと悠は、

ちょっとくらいは進展したし・・・。

きっとこれからも

楽しい毎日が始まるよね♪

〔end.〕