ハァー。 あの日から、胸の高鳴りがおさまらない。 どうしちゃったんだろ。あたし。 あっ、先生… 保健室の先生なのに なんで教室にいるの? ドキンドキン… まただ… 胸が苦しい… あれ?こっちに来る。 「高橋さん。昨日、保健室で休んだだろう。 ちゃんと、紙書いて。」 「あっ、はい。」 紙って… 書かなくてもいいじゃん。 とりあえず、あたしは 先生と一緒に保健室へ 向かった。