いやいや、田所居たってつまんねぇだろ、授業なんかよー。
「へぇ……って、ちげぇわ。サボんのはお前の勝手だから俺は別に……。じゃなくて、何でうち? 自分ち帰れよ」
いいぞ、田所。やれば出来るじゃん。
「凜太郎にゲーム借りたんだけど、俺んち『Wii』無かったわ」
鞄から取り出したディスクをこちらに見せながら、瀬那くんはヘラリと笑う。
んなもん、理由になるかー! と心の中で叫んだけれど、
「カービィじゃん。俺にもやらせろ」
田所はもの凄い食い付きを見せる。私の拘束からいとも簡単にスルリと抜け出し、自分だけさっさとベッドを後にした。
しまった、油断した。
そうして――
私という存在なんかすっかり忘れて、ゲームに没頭する二人であった。
「へぇ……って、ちげぇわ。サボんのはお前の勝手だから俺は別に……。じゃなくて、何でうち? 自分ち帰れよ」
いいぞ、田所。やれば出来るじゃん。
「凜太郎にゲーム借りたんだけど、俺んち『Wii』無かったわ」
鞄から取り出したディスクをこちらに見せながら、瀬那くんはヘラリと笑う。
んなもん、理由になるかー! と心の中で叫んだけれど、
「カービィじゃん。俺にもやらせろ」
田所はもの凄い食い付きを見せる。私の拘束からいとも簡単にスルリと抜け出し、自分だけさっさとベッドを後にした。
しまった、油断した。
そうして――
私という存在なんかすっかり忘れて、ゲームに没頭する二人であった。



