「お前の荷物、ここ置くな」
言って、玄関から上がってすぐの壁際に、田所が愛用しているちょっとくたびれたスポーツバッグをドカッと落とした。
そして、ようやくこちらに視線を寄越す。
ベッドの上で抱き合っている(ように見えるだろう)私たちと目が合うと、「あっ……」と小さく声を漏らし、けれど彼は、
「俺のことは気にせず、どうぞ続けて? ゲームやりに来ただけだから」
シレッとそんなことを口にし、ベッドすぐ横のテレビへと向かう。
「ありがとう、荷物」
取り敢えずは礼を言う田所。ひっどい棒読みではあるけれど。
「つーか瀬那、何でお前、ここに居んの?」
「悠斗がいないと授業つまんねぇから、俺もサボった」
涼しげな無表情でそう答えた瀬那くんは、自分の鞄の中に腕を突っ込んで何やら探しているみたい。
言って、玄関から上がってすぐの壁際に、田所が愛用しているちょっとくたびれたスポーツバッグをドカッと落とした。
そして、ようやくこちらに視線を寄越す。
ベッドの上で抱き合っている(ように見えるだろう)私たちと目が合うと、「あっ……」と小さく声を漏らし、けれど彼は、
「俺のことは気にせず、どうぞ続けて? ゲームやりに来ただけだから」
シレッとそんなことを口にし、ベッドすぐ横のテレビへと向かう。
「ありがとう、荷物」
取り敢えずは礼を言う田所。ひっどい棒読みではあるけれど。
「つーか瀬那、何でお前、ここに居んの?」
「悠斗がいないと授業つまんねぇから、俺もサボった」
涼しげな無表情でそう答えた瀬那くんは、自分の鞄の中に腕を突っ込んで何やら探しているみたい。



