わたしとあなたのありのまま ‥3‥

田所の部屋の前。


制服ズボンのサイドポケットからスルリと鍵を抜き出して、田所はそれをドアノブの下の鍵穴にズブッと差し込んだ。

半回転させれば、カチッと小さな音が鳴る。



鍵を抜き取る直前、不意にこちらを向いて妖しく微笑んで見せたりするから、ドクンと心臓が跳ねた。


一々ドキドキする。何だよもう……。



部屋に一歩足を踏み入れるなり田所は、まるで風のように私をさらって奥のベッドへと向かう。

何度も何度もキスをくれながら。



ちょっと……もう……身体が火照ってトロけて、足の力が抜けちゃう、立っていられない。


けれど、そんな心配は無用だった。すぐにバサッと勢い良く押し倒されて、柔らかいものの上で私の身体はボウンと弾んだ。