わたしとあなたのありのまま ‥3‥

茫然と。直立不動のまま、ただ、田所にされるがままの私。


怒るパワーも、抵抗する気力すらなくて。



「ねぇ田所くん。『食べる』ってこういう意味だったの?」

ロボットみたいな感情も生気もない声で静かに尋ねれば、田所は離れざまムニュッとくわえていた私の頬を更に食んで、

「他にどんな意味があんだよ?」

と。憎たらしくも妖艶な笑みを薄く浮かべてシレッと言う。



「もういいよ。期待して損した。教室戻る!」

プリプリ怒りながらそう言って、窓と田所の間から抜け出そうと身を動かすと、すかさず背後から抱すくめられた。



心臓が跳ねあがって、それにまた自分自身ビックリして。

顔が熱い。燃えているんじゃないかってぐらいにチンチンだ。