田所って回数は少ないけど、その代わり一回一回が濃厚だ。
そんなことも忘れてしまっているぐらいに久し振りだった。
田所は私を悦ばせることに貪欲で。
田所と繋がる前に、既に私の意識は真っ白な世界に居た。
「やっ、田所……」
私の足どうなっちゃってるの? ってぐらいに凄い格好をさせられて、恥ずかしくて思わずそんな声を漏らした。
「『や』じゃねぇだろ?」
目の前の田所が私を見下げ、掠れた声で囁き、艶やかに微笑んだ。
こっちは散々翻弄され、恍惚の中で溺れているってのに、田所は憎たらしい余裕を見せる。
悔しい。



