ポスッ、膝に再び重みが戻る。未だ田所の顔は上を向いたままだ。
今の『チュン』で有り得ないぐらい全身が昂っているというのに、その上、真っ直ぐ見詰められて、もうどうしたらいいかわからない。
「な、な、な、何やっちゃってんの? 田所」
震える声で文句を言えば、
「『何』って……キスだけど。お前の全部は俺のもんだから、どうしようと俺の勝手だろ?」
「は……はぁ?」
「あれ、俺、何か間違ったこと言った?」
美麗な顔がやんわり微笑む。ああ、もう、ドキドキする。今更だけどドキドキする。
顔が熱い。身体も熱い。焼け死ぬ、死んじゃうー!
「おい、ブタ、答えろ」
目を細めたふてぶてしい顔も超絶美麗だから嫌になる。ほんと、嫌になる。
今の『チュン』で有り得ないぐらい全身が昂っているというのに、その上、真っ直ぐ見詰められて、もうどうしたらいいかわからない。
「な、な、な、何やっちゃってんの? 田所」
震える声で文句を言えば、
「『何』って……キスだけど。お前の全部は俺のもんだから、どうしようと俺の勝手だろ?」
「は……はぁ?」
「あれ、俺、何か間違ったこと言った?」
美麗な顔がやんわり微笑む。ああ、もう、ドキドキする。今更だけどドキドキする。
顔が熱い。身体も熱い。焼け死ぬ、死んじゃうー!
「おい、ブタ、答えろ」
目を細めたふてぶてしい顔も超絶美麗だから嫌になる。ほんと、嫌になる。



