少女「あっあの!!」

『ん?あぁ君大丈夫だった?』

少女「あっはい!助けてくれてありがとうございました。ペコッ」

『いやいいよ…怪我なくて良かった…』

少女「あっあの!!私雪と申します!あなたは…」

ここはあえて"俺"って言っとくか…

『俺は…幸村だ』

少女A「幸村様とおっしゃるらしいわよ♪」

少女B「カッコいい…」

ん?なにか騒がしいなぁ…私の名前が聞こえたような気がするんだけど…

雪「あっあの!!幸村様!なにかお礼をしたいのですが」

お礼…ね…

雪「私の家、甘味所なので食べに来てください!なんなら今からでも…」

甘味所かぁ…ちょうどお腹も空いたし…あっでも私お金持っていない…

『今からがいいんだけど…ちょうどお金持ってないんだよね〜だからまた今度で…「いえ!お金なら要りません!」えっ…』

雪は私の言葉を遮り言ってきた

タダってことか…でもなんか悪いな…そうだ!

『ならこうしない?無料にしてくれる代わりに何かあったら俺を呼んで?すぐ駆けつけるから…それじゃぁダメ?コテンッ』

少しはにかみながら微笑み首を傾けた

雪「////わっわかりました!それでいいです!///」