―――スッ

『やれやれ…大の大人がみっともない…』

手を掴まれる前に助けに出た。

男A「だっ誰だテメェー」

『へっ?ただの通りすがり?クスッ…』

男B「テメェーには用はねぇーんだよ!さっさとそこを退け!!退かねぇーと…」

―――シャキッ×3

『あれ?あんた刀持てねぇんじゃなかったけ?クスッ』

男B「なっ……!!!」

男A「かっかかれぇー!!」

3人一斉にかかってきた。周りからみると紘が不利に見える。……しかし紘の場合は違うかった

『遅い♪』

――バキッ
――バキッ
――ドカッ

『フゥー…弱すぎ…』

見ていた者はみんな口をポカーンと開けていた。それもそのはず、紘は3人の刀相手に素手で勝ってしまったから。