綾音が家を出てから1時間…2時間…
刻々と時間がすぎた。
でも、何時間たっても綾音は帰ってこなかったんだ...














プルルルルル…




家の電話が鳴り響いた。
俺はものすごい不安に襲われた。










ガチャ――
『はい。』








「香椎さんのお宅ですか?」








『そうですけど…』







「…笠崎 綾音さんが亡くなりました。」









俺は頭の中が真っ白になった…