「じゃ、走れよな!絶対!」 そう言って俺はその場を立ち去った。 たぶん、今振り返れば唖然とした顔をしてるんだろう。 俺はあえて振り返らなかった。 きっと、栗原だからちゃんと走るだろうな、 冗談だけど♪ 俺は校内にある自販機へと歩いていた。 飲み物でも買うか。 アイツ、頑張ってるから栗原の分も一緒に。