そもそも、なんで祐也君は熱があるのにあたしと練習してくれたんだろ? 無理して練習してくれなくてもいいのに… なんでわざわざそこまでするの? そこで祐也君に腕を引っ張られたのを思い出した。 ………… ?! よく考えるとなんか、ヤバくないですかっ?! 頬が熱くなってくるのがわかる。 行くな その言葉が心のなかに残っている。