イタズラな笑顔



ドサッ…





祐也君の隣に倒れるようにして横たわる。






「ちょ…祐也君…」





「…すげぇ辛いから、一人にすんな…」





「でも熱…」





「それはいいから…」





「よくないっっ!」




あ…自分でもびっくりするほど大声で叫んじゃった。





「余計ひどくなっちゃうでしょ?だから、行かせて?」






瞳をまっすぐ見て言う。




祐也君のためなの…