イタズラな笑顔


でも、どうやって連れていけばいいんだろう…





もう、あたしじゃなにもできないの…?









やっぱり、先生を呼んでこよう。





そう決めて歩き出したと思ったら、






グッと後ろにひかれた。






?!






驚いて声もでなかった。







「祐也、君…」





「俺を…一人にさせるなんて、100年早ぇ…」





そう言ってあたしは強く引っ張られた―――