でも、どうやって連れていけばいいんだろう… もう、あたしじゃなにもできないの…? やっぱり、先生を呼んでこよう。 そう決めて歩き出したと思ったら、 グッと後ろにひかれた。 ?! 驚いて声もでなかった。 「祐也、君…」 「俺を…一人にさせるなんて、100年早ぇ…」 そう言ってあたしは強く引っ張られた―――