「祐也君!祐也君!」 名前を呼んで、体をゆする。 「―くりは、ら」 「大丈夫っ?!」 「だいじょぶじゃ、ねーよ…」 どうしようどうしよう! なにしたらいいのか全然わからない。 頭がパニックを起こしてる。 あ、そうだ! 保健室があった!