そこでようやく栗原の手首をはなす。 「祐也くん…な、なにっ?」 ぽけっとした顔で聞き返す栗原。 ここまでくれば誰でもコクられるんじゃね?!って思うだろーが! 栗原は思わないのかよ。 ったく。 最近いじめてねーからいじめちゃうからな。 「栗原、オマエ、圭のこと好きなのか?」 「え…と、友達としては好きだけど…」 「恋人としては好きじゃないんだな?」 「うん…」 これで安心。 本題にうつりたいけど、 まだ早いかな。 (ニヤッ