忘れてしまった恋


------------放課後---------------



「翼君遅いな…」


そう言った瞬間、

一瞬の鋭い痛みと共に



私の世界は一気に暗くなった。




「…み!………亜美!」


誰の声だろうか?


目を覚ましたら、私は保健室の

ベッドの上だった。



「大丈夫か!?亜美っっ!」

この男の人は誰だろう?



なんで私の名前を知っているの?