気持ち




ピピッピピッピピッ

体温計がなると柊夜が体温計を取った。

柊夜は難しい顔をしている。

柊夜「柚?熱があるから病院行こうか。」

柚「…やだ。」

柊夜「このままだと柚がつらいだけだよ?」

柚「やだ。行かない。」

柊夜に迷惑はかけたくない…。
でも病院が苦手…できれば行きたくない…。

柊夜「じゃあ家で診察してもいい?」

柚「…うん。」


柊夜は聴診器を取りに行った。



柊夜「柚。ちょっとごめんね。」

柊夜は少しだけ服をめくって聴診器をあてた。

柊夜「深呼吸して?」

すぅ――はぁ――

柊夜「いいよ。どうしようかな。」

柊夜はなにか考え始めた。