心の傷…。
もうこれ以上、誰かに触れられたくない気持ちと治してもらえるなら何とかしてほしい気持ち…。
悠汰「柚ちゃんに何があったのか、ゆっくりでいいから話を聞きたい。少しでもいいから柚ちゃんの役に立ちたいって思ってる。専門家として柚ちゃんが楽になる方法を一緒に見つけていきたいって思ってるよ。最初は信用できないと思うし、話したくないって気持ちもわかるから、柚ちゃんが話してみてもいいかなって思うタイミングで聞かせてほしい。何日かかってもいいからね。焦る必要は全くないよ。」
物腰のやわらかい、優しい声にちょっとだけ心が落ち着く。
でも、もう思い出したくない…。
私は首を横に振った。
柊夜「柚?怖くないから俺に話したみたいに話して?」
柚「…やだ。」
悠汰「俺は柚ちゃんの心の傷を治してあげたいな。今は無理に聞いたりしないから。柚ちゃんが話せると思ったときに教えてね。」
柚「…うん。」
悠汰「ゆっくりでいいからね。」

