そんな私の様子を見て柊夜がベッドに座った
柊夜「おいで」
と言って腕を広げて待っている。
私は柊夜に抱きついた。
柊夜の体温を感じて涙がまた溢れ出した。
その様子を絢奈看護師さんが見てくれていてカーテンを閉めてくれた。
やっとちょっとだけ落ち着くことができた。
でもやっぱりこの状況が受け入れられなくてそわそわしてしまう。
柊夜「もう夕方だし、今日は疲れたでしょ?身体が熱いね?また熱が出てきた?休むことも今の柚には大切なことだよ。」
そんなこと言われたって…。
自分の気持ちは全く落ち着いてくれない。

