気持ち




コンコンッ
少しして誰かが入ってきた


悠汰「柚ちゃん?」

どうしよう…悠汰先生だ…
怒られちゃうかな…

悠汰先生は点滴が抜けている状態、うずくまっている私、割れた花瓶を見て焦ったような、でも落ち着いた声で私に話しかける。

悠汰「柚ちゃん、俺の方向いて。大丈夫だから。」


私は怖くて先生の方は向けなくて下を向いていた。
すると先生は誰かに電話をした。




コンコンッ
すぐに柊夜と絢奈看護師さんが来てくれた。
2人ともこの状況に驚いたと思う

悠汰「先に処置だけしちゃおうか。」

柊夜「ベッドに行くからちょっとごめんね」

そう言うと柊夜は私を抱き上げる。


抵抗しようと思ったけど、傷が痛くてうまく抵抗できなかった…