悠汰「後も音、聞こうかな。」 悠汰先生の言葉を聞くと柊夜は私の体の向きを変えて向かい合うようにした。 柊夜は私の涙をふいてくれた。 柚「…やだ。」 柊夜「もうちょっと頑張ろ。」 悠汰先生が素早く診察をしてくれた。 悠汰「熱も高いからもう1つだけ頑張ろうか。」 柚「……ぇ。」 悠汰「点滴と採血頑張ろうか。点滴も採血も同じ針でできるから。」 私の涙はその言葉でより一層あふれだした。