悠汰「うーん。熱がなかったらそれでいいんだ。柚ちゃんが辛くなる前に何とかしてあげたいから、もう1回だけ測ろうよ。」
そう言うと悠汰先生は私に体温計を差し出した。
私は具合悪いことを知られたくなくて首を横に振り体温計を受け取らなかった。
悠汰先生は困った顔をしている。
悠汰「じゃあ、柊夜呼んで体温、測ってもらおうか。その方が柚ちゃんも安心して測れる?それか、体温は測らなくてもいいからベッド戻る?」
悠汰先生は意地悪だ…。私がどっちも嫌なことだもん。悠汰先生は私のことをちゃんと考えてくれているのはわかるから困らせたらだめなのもわかってる。
柊夜にも迷惑かけられない…。

