気持ち




しばらく、ソファに身体をうずめて外を見ていた。





コンコン


扉の方を向くと悠汰先生が入って来た。

悠汰「また、そこにいたんだね。寒くない?」

先生の問いかけに小さくうなずく。
先生はゆっくりと私の前に来て目を合わせるようにしゃがんでくれた。

悠汰「微熱あったみたいだけど、朝の時と体調どうかな?ごはんも食べられなかったみたいだし、頭の痛みとかだるさはどうかな?」

悠汰先生は優しく話しかけてくれる。

頭の痛みもだるさも増している気がする…
でも、そんなこと言ったらベッドに戻れって言われちゃう。それに治療だって…。