気持ち




柊夜「別に謝ってほしいわけじゃないよ。柚が話したくないならそれでいいよ。」

そう言うと柊夜は部屋を出ようとした。

柚「待って!」

私は泣きながらベッドから降りて柊夜に抱きついた。

柚「ごめんなさい。本当は聞いてほしいことがあるの。…でも柊夜に迷惑かけちゃうと思ったら言えなくて。…ほんとにごめんなさい。」



柊夜は無言のまま私を抱き上げてベッドに座らせると、自分は向かい合わせになるように椅子に座った。