柊夜は優しく声をかけてくれるけど頭で整理できなくて深呼吸もままならない。 苦しいのだって一向によくならない。 悠汰先生が注射を持って帰ってきた。 悠汰「どう?治まりそう?」 柊夜「…んー。ダメっぽいかな…。」 柊夜はそう言うと私の手首のところを持って脈を測っている。 悠汰「注射しちゃおうか。その方が柚ちゃんも楽になるだろうし。」 柊夜「そうしようか」 悠汰「柚ちゃん。ちょっと注射するから痛いよ?」