ソファに座ったままの状態で寝ていたからなのか浅い眠りだったみたいで、夢を見ていた。


高校でいじめられていた頃に戻っている自分…
教室の机も教科書もあの日のまま、ボロボロで落書きだらけ…
クラスのみんなに囲まれて悪口を言われている自分…

なぜかそこに柊夜が現れて私に向って

「さようなら」

って一言…。それだけ言うと遠くへ歩いて行ってしまう。柊夜がいなくなってしまうのが怖くて、助けてほしくて、柊夜を必死に呼んで、必死に追いかけた。

後ろからはクラスメイトの笑い声…。