悠汰「柚ちゃん、落ち着いたかな?」
柚「…はい。」
悠汰「ごめんね?柚ちゃん。病棟の説明なくてびっくりしたよね?」
柚「…ちょっと。」
悠汰「そうだよね。柚ちゃんも見たからわかったと思うけど、ここは精神科病棟で、精神的に疲れちゃった人とかがいる病棟なんだ。柚ちゃんにこの病棟に入院してもらうのも、柚ちゃんの気持ちが疲れちゃったから。ここまで大丈夫?」
柚「…はい。でも私は大丈夫です。もう帰りたい…。」
悠汰「…んー。柚ちゃんはもうちょっと心のお休みが必要かな…?」
柚「ここはやだ…」
悠汰「柚ちゃんの気持ちはわからないわけじゃないけどしばらくは入院してて?」
悠汰先生は意地悪だ…
私はこんなところに居たくない…
柚「柊夜…ここから出して…」
柊夜「柚…。」
柚「柊夜…悠汰先生…お願いします…。」
柊夜「ちょっとだけ我慢して?よくなったらすぐに退院できるから…。」
なんで…
なんで…
柚「なんで…よ…。」

