気持ち




柊夜「柚は返事が出来なくて、そしたらバケツに入ってた水思いっきりかけられたの。そしたらクラスのみんながそれを笑って、」

晴乃「…酷い」

柊夜「酷いよね。それで柚はパニックになっちゃってクラスのみんなの前でリスカしちゃったんだ。それで俺のところに運ばれてきたの。それが学校で問題になってその子たちが問いつめられたんだろうね。だから柚に仕返しをしようと思ったんじゃないかな。」

晴乃「そんなのおかしいよ!」

柚「もうやめて!!もうやだ!」

晴乃「…柚ちゃん。でも『あいつらに殺させれば良かった』ってどういうこと?」

柊夜「柚。教えていい?」

晴乃「私もっと柚ちゃんのこと知りたい!」

柊夜「いい?」

私は頷いた。

柊夜「それで悠汰にカウンセリング頼んだんだ。で、カウンセリング終わって退院して頑張って柚は学校いったんだ。そしたら、いじめてた子が放課後に体育館倉庫に柚を呼び出して男の子に柚を殴らせたんだ。たぶんその時のことをいったんだと思うよ。」

晴乃「そんなことがあったんだ。私何も知らないで口出しちゃった…。絶対、私のせいで柚ちゃん殴られたんだよ!」


柚「そんなことないよ!晴乃ちゃんのせいじゃない…」