気持ち




晴乃「私が言い返したから柚ちゃん殴られたのかな?」

柊夜「そんなことないよ。柚の代わりに言い返してくれてありがとね。」

晴乃「私柚ちゃんが前の学校でいじめられてたんじゃないのかなって思って…柚ちゃんのこと守らなきゃって!だってあの人たち柚ちゃんに『あの時殺させれば良かった』とか『死ね』って言ってたよ?柚ちゃんに前の学校でなにがあったの?」

晴乃ちゃんの『死ね』と言う言葉に反応してしまう。

柊夜「晴乃ちゃん教えてくれてありがとう。晴乃ちゃんにもちゃんと教えないとね。」

晴乃「柚ちゃんに何があったの?」

柊夜「柚はね、晴乃ちゃんが今日あった人たちにずっといじめられてたの。教科書とか机とかに落書きされたりしてたんだ。で、ある日、柚が昼休みにひとりで本読んでたらその人たちに声かけられたの。柚はその人たちが怖くて声が出なくて、晴乃ちゃんもわかったでしょ?柚がしゃべれないの。」

晴乃「うん。」