気持ち




悠汰「…でどうした?」

晴乃「実は……今日柚ちゃんと2人で買い物したりしにいったの。帰り道に柚ちゃんの前の学校の人たちに会って……」

晴乃ちゃんがそこまで話すと記憶が蘇ってきた。

苦しい…

柚「はぁー…はぁー…」

柊夜「柚おいで。ゆっくり深呼吸して。」

柚「……怖い…はぁー…殺される…。」

柊夜「柚?なにいってるの?殺されないから大丈夫だよ。だからゆっくり深呼吸しよう。ね?」

少し落ち着いた…。


柊夜「晴乃ちゃんごめんな。話しの続き聞かせて?」

柊夜は私のことを抱きしめていてくれる。

晴乃「うん。それで、向こうから話しかけてきて…私は前の学校の友達なのかなって思ったんだけど柚ちゃんもいつもと違うし、向こうの態度もおかしかったの。だから何かあるんだろうなって思って…」

柚「はぁー…はぁー…」

柊夜「柚?深呼吸続けるんだよ?」

柚「…うん。」

晴乃「それで話し聞いてたらやたらと『死』とか『柚ちゃんのせいだ』とか『柚ちゃんがリスカした』とか『友達いないのは自業自得』とか言ってて、柚ちゃんは言い返せなそうだったから、その話があまりにもおかしいから私が言い返したら『邪魔だ』って!向こうはキレはじめて柚ちゃんはカバンとかで殴られたりするし…。」

悠汰「晴乃?落ち着いてゆっくりでいいよ。」