悪魔達が飛び去った後イブナクは人間達を集め、薄膜を隔てた人間界へ移動するためのカードを使う。

魔法を使えない人間は天界の神の恩恵を受けたカードの補助を受けて人間界で悪事をはたらく悪魔を倒しているのだった。

イブナクは独り言を吐いた。

「悪魔は、力が強いやつほど綺麗らしいけどホントだったんだな…。」
天界の祝福を受けた霊銀の剣を2本とも鞘にしまい腰から下げる。

カードの力を使って人間界へ帰る。

根拠の無い予感だったが、イブナクは彼らにはまた会う気がした。