「この戦いが終わった頃には、私か、ライアスか、どちらかしか残らない。」

「外野は手出し無用ってことですかね。」
ドリウスが口をはさむ。

「いや、おそらく君たちは私達の戦いに割って入ることすらできないと思うよ。」
ダークはドリウス達にそう宣告した後、ライアスに目を向ける。

「死んだら何も話してあげられない。だから、今のうちにちゃんと話すよ。」

ダークは一瞬間をおいた。

「ライアス。全部、話すよ。」