「光くんはあれなの?女でキレイで手ごわそうなら誰でもいいの?」

あたしは、なぜか、光に気にいられているようで、いつも光のおそばにはべっている。

「うん?「くん」とはなんだ?」

ああ、つい、言ったな光君くんって。

「それは、その、あたしの君主だから。略して光くん」

誤魔化してみる。

「そうか、それならいい。面白い呼び方だな」

そっちに反応されたので、もう一度ききずらいな。

思っていると、

急に光はニンマリした。