どんだけ自分はアホなんだ、と思う。



いくら杉山君の説教にグッタリしていたからって、何も考えず答えちゃうなんて。











あのあと、あれは間違いだ、と撤回しようとしても仁君や杉山君に口で敵うはずもなく、全て丸め込まれてしまった。



.....不覚ッ!!!




「はあ~~。」




その代わりといっちゃなんだが、なんというか、その、黒龍の幹部にしてもらいました☆



てへ☆




「いや“てへ☆”じゃねーよ!!!」




あああ~もう~何してんの~、私~。


まさか、族に入るだけじゃなく、その族の幹部にまでなっちゃうなんてっ!!





ん?



「待てよ?いきなり入った族で幹部になっちゃったんだよ?もしかしたら私って......天才!?」




.......。




無理だ。


今はボケることすら出来ないよ!