嫌だ、嫌だ!
ナルシストで毒舌で、その上、計算高いなんて。
そんな可愛い容姿から想像したくない!
「嫌だ!!!」
「うわっ、いきなり叫ばないでよ。耳が腐る。」
「中下君。」
叫ぶ変人と毒付くうさちゃん。
そんな変なコンビに入ってきたのは黒髪イケメンの杉山君だった。
嗚呼、救世主!!!
「な、何でしょう!」
ハンカチで涙を抑える....フリをしながら私は杉山君の方へ向き直った。
「この毒付いてくる人が井上結城です。」
「ちょっと勝手にこの気持ち悪い物に僕の名前言わないでよ。」
「せめて人にして下さい。」


