だけど、それ以外に気になる事がある。
もう、この際ソファーやらなんやらは無視しよう。
そこは私の素晴らしきスルースキルを発動させてもらいますよ。えぇ。
「で、俺はなんでここに連れてこられたんだ?」
やっぱりこれが今一番重要な事だと思う。
私的には、呼び出された理由を聞いて何もなければさっさとスーパーで買い物をすませたい。
というか、さっさとスーパーに行きたい。
スーパーでアイスでも買ってのんびりしたい。切実に。
「もうちょっと待て。」
だけどわたしのこの切なる願いが届かなかったのか仁君は本題に入ってくれない。
えー、はーやーく、かーえーらーせーてー!
「もうすぐで来る。」
続けて言う仁君。
来る?何が?誰が?
意味が分からず首をかしげる私に対し、仁君は少し意味ありげな笑みを浮かべている。
え、怖い。ちょー怖い。
何その笑み。すごく嫌な予感しかしないんですが。


