そして半強制的に自習となった授業は煩さに更に磨きがかかった。
そりゃもうガヤガヤなんてもんじゃなく、言うとすれば....ギャーギャー?
だけどそんな煩い中、何故か不良の皆さんは私の方をチラチラと見ている。
何か機嫌を伺っているような気もするし、探っているような気もする。
「.....?」
私の顔に何か付いてるのかな?
ペタペタと自分の顔を触ってみるが、別に可笑しい所はないと思う。
だけど、一向に不良さん達の視線は止まない。
ハッ!まさか!
新入りの私を襲う気だな!
だから多分きっとこの視線は私に隙が出来ないか伺っているんだ!
相手は不良だ。この可能性は充分にあるぞ!
.....す、隙を見せないよう、気を付けなきゃ.....。
そんなバカな事を考えているとは知らない不良さん達は警戒心を露にした中下陽に更にビクついていたのは周知の事実である。


