「あ?あぁ、俺は仁だ。」
いきなり話し掛けられた事にビックリしたのか少しどもりながら答えてくれた。
あらやだ。声までイケメン。
だけど、そこで私はふと違和感を覚えた。
そういえば、二人の名前、どっかで聞いたような....。
「うぬぅ、どこで聞いたんだっけ?」
「あ?」
「あ、いやいや何でもないっす。」
まあ、多分気のせいだろうな。うん。
細かい事を考えるのが苦手な私は気にしない事にした。
「で?あんたの名前は?」
そう聞いてきたのは夏樹さん。
仁さんばかりに気をとられていたけど、実はこの人もかなりのイケメンだ。
少しワックスで遊ばせた感じの茶髪は彼のタレ目がちな甘く色気ムンムンな容姿にピッタリだ。
口元にある黒子がマジエロイっす。
よし、今日から彼の事はチャラ男君と呼ぼう。
いや、チャライかどーかは知らないけど。


