「だから!さっきの!お前も体験しただろ?ありゃー普通の人間じゃねーって!」
「あ?どっからどー見ても普通の人間だろ。夏樹はあれが怪物にでも見えんのか?」
「そういう意味じゃなくてさー!」
なぬ?!怪物だと!?
そんなの新発見じゃないっすか!
やばいやばい!ワクワクしてきた!
«怪物»という言葉で興奮していた私はうっかり聞き逃してしまっていた。«夏樹»という名前を。
「だから、てめーはどーしたいんだよ!」
怪物探しをしたいです!
「あいつが何者なのか調べてよ!」
調べる?!調べられる程有名な怪物なんですか?!
「だったらてめーでやれよ。」
たいちょー!私もお供しますよ!
「やだよ!お前だって見ただろ!あの怖さ!」
え!見たの?!その怪物見たの?!
もう我慢出来ない!
私も一緒にその怪物を探す!
興奮しきっていた私は勢いよく図書室の扉を開けた。
瞬間こちらを見る二人分の目線。
そして、相手が何かを言う前に私が口を開いた。
「たいちょー!怪物探し、自分もお供します!!!」
「で、でたあああああああ!!!!!!」


