だげど、数分で聞こえてきたのは夢の訪れなどではなく、誰かの話声。
もー、うるさいなー。
最近ことごとく睡眠妨害をされる気がするんですがー。
「だから、ここに入っていったんだってば!」
「あ?だから何だよ。」
「だーかーらー!アイツの正体を.....その.....突き止めて!」
「は?だから人間だろ?」
「そーじゃなくてー!」
ほんっとうるっさいなー!
一人はともかく、何か叫んでる奴!
静かにしろっつーの!
苛々していた私は図書室の扉の所まで行って開けようとした。
いや、待て。
ここで、盗み聞きするのも面白くない?
いきなり考えを変更した私はそのまま扉の前にしゃがみ、扉に耳を近づけ、聞き耳を立てた。


