黙々と歩いていく先生の後ろを私は数歩下がって歩く。 「・・・。」 「・・・。」 .....沈黙が辛すぎる。 だからといって先程対面したばかりの人と話すことなど..... ひとつだけあった。 私は質問をする為、数歩空いていた先生との間を一気に詰めた。 「せんせー?」 「ん?なんだ?」 黙っていても、呼び掛けると一応返事はするみたいだ。 「先生の名前ってなんですかー?」 「は?理事長から聞いてねえの?」 その理事長があなたの名前を忘れていたんでしょーが。