★プロローグ★                        瑞穂side

私はまだあの時あなたに言えなかった言葉の数々があってその言葉を今、貴方に贈ります。




   ――――――15年前――――――――
『待ってよ~宗司おいていかないでよ~。』

『ほらほら早くしないと新学期そうそう遅刻するぞ~~~~~~~。』

『ちこくは嫌だよ~(泣)。』

『嫌なら走れっ…・・。』

『これが精一杯だよ~(泣)待ってよ~(;O;)~。』