そして−−− 「ここどこ??あんた誰??」 見渡す限り薄紫よりの水色の、大きな部屋。のわりに、形状やデザインは超少女趣味なモノで溢れている。 その中で、一人掛けのこれまた薄紫のソファに座る、 小さな女の子。 細くって色白で、髪の毛は真っ黒のくるくる。 一見可愛らしい外見だが、油断ならない。 話の筋から考えると十中八九、突然現れ俺の頭をモノすっげぇ力でぶっ叩いて気絶させたのは−−− −−こいつだ。