そんな時だった。




「暑いの??」



突然涼しげな声が聞こえてきて、しかも上から聞こえたから
俺は幻聴かと思った。


−・・・ヤベェな、俺。









「ねえ、暑いの??」


−ああ暑いよ。有り得ねぇよ、この暑さ。










「何か返事しなさいよ」



「・・・」