先生と私とリップと…

「それはダメ。約束は守る」


「そう言う隼斗が好きだけど…たまに、約束破って触れてほしいって思う……なぁ」


本音を言うのが恥ずかしくて、本音を言った事で嫌われるのは嫌で私は俯いて小さな声で言った


「ごめんな。でも、優奈を愛してる。だから、あと半年待ってて。卒業したら…優奈が嫌がっても奪っちゃうから。それまで待って」

隼斗はぎゅって、少し痛いぐらい抱きしめてくれる


「……うん。わかった。約束、忘れないでね」


私は隼斗の頬に手を添えると唇に約束のキスをした


「約束する…」


そう言って隼斗もキスをしてくれた