翌日、憂鬱のまま学際を迎えた。





10時開始………今は9時半。





私の携帯が鳴った。



『おはよーーーー!!!ゴメンね優莉!!私元気だから私の分まで学際たのしんで!!それと、優莉も架凛も誰も悪くないからね☆私が無事なのは逆に2人がいるお陰なんだから!!』




「亜衣瑠……ありがとう。」




『フフフ(笑)じゃーみんなに宜しくね☆あ、見舞いにも来てよ?(笑)』



「わかった(笑)」






元気な亜衣瑠の声と言葉に私も元気になれた。
自分を責める必要もなくなった。
亜衣瑠がそう言うから。








「亜衣瑠?なんて?」




「みんなに宜しくだって、お見舞いも来てだって(笑)」



「そっか☆じゃ、学際頑張ろう!!!!!!!」




圭が言うとみんな笑い、動き出した。









私は係りの仕事もあるから大忙し…。
クラスのお化け屋敷の裏で一服休憩中…。




「みーっけ☆」


「あ、瑠樹!!お疲れ☆」


「おう、亜衣瑠ちゃんの件大変だったね…元気でよかったけど☆」


「うん、ありがと。」



瑠樹も煙草を吸いだした。





「あのさ…俺じゃダメかな?」



「え?……。」